・検索順位が上がらない
・競合サイトのどこを見たらいいか分からない
当記事ではこんなお悩みを解決します。
本記事の内容
ブログを始めたけど「収益化が出来ない!」、「記事が上位表示されない!」などの悩みをお待ちではありませんか?それは競合サイトを調査していないからかもしれません。
検索結果の上位表示はGoogleにとっての最適解です。そこを目指すブロガーにとって競合対策は非常に重要な工程です。
競合サイトを分析すると上位表示する方法が分かります!
当ブログの人気記事です。合わせて読むことでブログ収益化の知識が網羅できます。
それでは解説していきます!
ブログ記事単位で調査する方法
ブログ記事を上位表示させるためには最低検索上位10位までは分析する必要があります。なぜならば検索上位はGoogleの最適解であるからです。上位表示の記事を分析せずに記事を書くことは「地図を見ないで目的地に向かう事」と同じです。ブログで稼ぐには必ず必要な工程です。
分析は以下の7項目です。上から重要な順番に並べます。
・見出し(重要)
・文字数
・リンク先
・本文
・ドメインオーソリティ
・ページオーソリティ
タイトルのキーワード
記事制作の工程でタイトルに対策キーワードを入れる事は極めて重要です。Googleはタイトルのキーワードで記事の内容を大まかに判断します。つまりどのキーワードで上位表示されているか?を確認していきます。
・クリックされやすいものか?
・記事のメリットが謳われているか?
など調べていきます。上位10サイトは調べましょう。そして共通のキーワードを探します。タイトルを調べると対策キーワードが分かります。
見出し
見出しはタイトルの次にSEO的に重要です。見出しにもキーワードを入れる事が重要なため見出しに含まれているキーワードを調べます。H2は必須で可能であればH3〜H4まで調べていきます。ここもキーワードの洗い出しのための作業です。
文字数
文字数は読者の悩みに対して解決するための情報量です。Googleは情報量の網羅性も重視しているため文字数も重要な要素です。必要な情報を簡潔に伝えた上で必要な文字数を記載します。上位10サイトの平均以上は必要です。上位記事が1万文字に対して5000文字では勝てません。
ディスクリプション
ディスクリプションとは記事の要約文のことです。Googleの検索結果に表示されている説明書きです。ディスクリプションは検索者が検索結果を見ながらその記事を読むかどうか判断するため重要な役割があります。ディスクリプションの内容を精査していきます。
リンク先
上位記事が掲載しているリンク先を調べます。公的機関や信頼性の高いサイトへのリンクはSEOの観点からも有効です。キーワードが同じであるため自分の記事にも導入できないか検討します。
本文
記事の内容を確認します。以下の視点で本文を読んでみてください。
②PREP法などフレームワークを利用して読みやすい内容か?
③独自の調査結果を導入しているか
その記事の特徴をまとめておきます。
ドメインオーソリティ
ドメインオーソリティとは、特定のドメインが検索エンジンの信頼性や権威性を示す指標の1つです。この指標は、そのドメインに関連するコンテンツの質や量、外部からのリンクの数や質、過去の検索エンジンでのパフォーマンスなどの要素を総合的に評価して算出されます。
つまり、ドメインオーソリティが高いほど、そのドメインが信頼性や権威性が高いとみなされ、検索エンジンによるランキングにも影響を与える可能性が高くなります。ドメインオーソリティが高いサイトが上位を占める場合は消耗するだけですので戦わない様にします。
ページオーソリティ
ドメインオーソリティはサイト全体の評価に対して、ページオーソリティは記事ページに対する評価です。ドメインオーソリティが高いサイトの記事はページオーソリティが多少低くても上位表示される可能性があります。
ブログ記事単位で調査する方法まとめ
下記6点をスプレッドシートにまとめていきます。
項目 | ツール |
タイトル | ラッコキーワード |
見出し | ラッコキーワード |
文字数 | ラッコキーワード |
ディスクリプション | 目視確認 |
リンク先 | 目視確認 |
本文 | 目視確認 |
ドメインオーソリティ | mozbar |
ページオーソリティ | mozbar |
タイトル、見出し、文字数は「ラッコキーワード」を使って調べます。ラッコキーワードは上位20サイトを抽出し一覧で表示されるため便利なツールです。1サイド毎に訪問して調べるのは時間がかかります。ラッコキーワードなら数十秒で調べることが可能です。無料なので利用してください。ラッコキーワードの抽出結果は以下の様になります。以下は「ChatGPT 記事制作 超効率化」で見出し抽出した場合の画面です。
記事タイトル、見出し数、文字数が一覧で表示されます。平均見出し数や平均文字数も表示されるので非常に便利です。サイトをクリックすると以下の様に見出しの階層構造が表示されます。
見出しは「H2〜H6」から選択して表示できるため最低H2(出来ればH3まで)は上位10サイトを比較します。
ディスクリプション、リンク先、本文は各サイトに訪問して記事を読んで調べていきます。
ドメインオーソリティとページオーソリティはGoogleChromのプラグインである「MOZ Bar」を利用して調べます。MOZ Barは無料のサービスです。MOZ Barを利用するには会員登録しログインします。Google Chromの機能拡張に登録し検索すると各サイトにドメインオーソリティとページオーソリティが表示されます。以下は「ブログ 稼ぐ」で検索した場合の画面です。
PAとはページオーソリティの略でそのページの権威性のことです。またDAはドメインオーソリティの略でサイト全体の権威性を指します。両方とも1〜100の数値で表され数値が高いほど権威性が高いことを示しています。被リンクも調べることができます。人気ブロガーのマナブさんはツイートで以下のようにコメントしています。
おはようバンコク🌞
ちょっとSEOの豆知識を共有すると、MOZ Barはめっちゃ便利です。PAという「ページの権威性」を可視化できまして、数字をみると競合の強さがひと目で分かります。スクショのキーワードだと、運営半年のサイトでも勝てますね🔽MOZ Barの公式サイトhttps://t.co/8zBr3niTr9 pic.twitter.com/C913jDAJDq
— Manabu (@manabubannai) December 7, 2018
PA20以上→1年半ぐらいのサイトで勝てる
PA30以上→かなり強いです
ページオーソリティは15以下で上位表示されているキーワードを狙うと効率的に上位表示することが可能です。
以上7つの視点をスプレッドシートに記入して上位10サイトは比較・分析します。
項目 | 対策 |
タイトル | KWを取り入れる |
見出し | KWを取り入れる |
文字数 | 平均より上を狙う |
ディスクリプション | 参考にする |
リンク先 | 自サイトに取り入れる |
本文 | 参考にする |
ドメインオーソリティ | DA12以下を狙う |
ページオーソリティ | PA15以下を狙う |
まずはタイトル、見出し、文字数を対策するだけでも効果が高いので試してみてください。
ブログ全体の競合を調査する方法
先程は記事単位で競合分析を紹介しました。ここではターゲットとなるブログ全体を調査する方法を紹介します。
競合サイトの以下の事を知りたいと思った事はありませんか?
②運営歴や記事数
③ドメインパワー
収益化やマネタイズポイント
収益化を目的としたブログには収益ページがあります。収益ページは「〇〇おすすめ」、「〇〇の始め方」などアフィリエイトリンクに誘導するためのものです。収益ページを見れば広告の種類や広告主が把握できます。また集客記事やトップページから収益ページへの導線も把握できます。
記事数
記事数は簡単に調べる事が出来ます。SEOチェキ!のサイトに調べたいサイトのURLを入力して検索するとインデックス数が表示されます。インデックス数=記事数です。
何記事投入しているのが分かります。
運営歴
同じくSEOチェキ!を利用すればドメイン取得日が分かります。サイトに訪問して初めに投稿した記事の日付から確認する方法もあります。
ドメインオーソリティ
ドメインオーソリティは先程解説したとおりです。
ブログの競合調査に便利なツール
ブログの競合調査に便利なツールを紹介します。競合調査が効率化できるので積極的に取り入れてみてください。
ラッコキーワード
ラッコキーワードは関連キーワードや見出し抽出、共起語抽出など競合対策には必須のツールです。
サイト名 | ラッコキーワード |
できること | 関連キーワード抽出など |
利用料金 | 無料(有料版あり) |
デバイス | パソコン、スマホ |
運営会社 | ラッコ株式会社(Rakko, Inc.) |
無料版は以下のサービスが無料です。初心者の方は無料版で十分です。
・見出し抽出15回/日
・共起語抽出15回/日
利用頻度が増えてきたら有料版を検討してみてください。
SEOチェキ
SEOチェキ!は検索順位やキーワード出現率を簡単に計測できる無料サイトです。インデックス数も把握できるため競合サイトの分析にも利用できます。
サイト名 | SEOチェキ! |
できること | 検索順位チェックなど |
利用料金 | 無料 |
デバイス | パソコン、スマホ |
運営会社 | メディアエクイティ株式会社 |
スマホでも利用できるので仕事の合間や移動などにスマホで検索順位など手軽にチェックできます。
MozBar
競合対策に必要なドメインやページの権威性が簡単に分かるツールです。
サイト名 | MozBar |
できること | ページオーソリティやドメインオーソリティの確認 |
利用料金 | 無料 |
デバイス | パソコン |
運営会社 | Moz社 |
Google Chromの機能拡張を組み込むことでGoogle検索結果のページオーソリティやドメインオーソリティを表示してくれるサービスです。競合調査に必須のツールです。
まとめ
ご自身の記事やブログを上位表示させるために「競合調査」は必須の作業です。あなたの記事が上位表示されないのは競合対策が出来ていないからかもしれません。競合調査を実施しないで記事を書いている方は本記事を参考に実践してみてください。
ブログを開設していない方は以下の記事が参考になります。
ブログで収益化を目指している方は以下の記事が参考になります。
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